グループホームの入居にかかる費用（料金）はどのくらい？

• 老人ホーム・介護施設の費用
• 2021/03/22

• # お金

グループホームの入居費用（料金）は、入居時に「入居一時金（前払金）」や「敷金」、毎月「月額利用料」が必要です。その他、介護保険自己負担分がかかりますが、地域によって異なります。また、施設によってはサービス加算などがあるので注意しましょう。

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グループホームの入居費用（料金）

グループホームに入居する際にかかる費用（料金）ですが、他の介護付き有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅と同様に入居時に「入居一時金（前払金）」や「敷金」、毎月「月額利用料」がかかってきます。ですが、一般的に有料老人ホームのように高額な入居一時金が必要な施設は少ないのが現状です。

月額利用料は「家賃相当額」や「管理費」「食費」などが含まれます。その他、「介護保険自己負担分」「医療費」「おむつ代」などが必要となります。相場としては月額15万円〜25万円位が一般的なようです。
グループホームでの「介護保険自己負担分」は基本的に介護度が重くなれば自己負担分も多くなります。また、１単位あたりの単価が地域によって変わってくるため、詳しい費用については確認が必要です。


○介護保険自己負担費用（2ユニットの施設、1割負担の場合）
要支援2　22,290円
要介護1　22,410円
要介護2　23,460円
要介護3　24,180円
要介護4　24,660円
要介護5　25,140円
※1単位当たり10円、30日計算で算出

上記にプラスして介護保険自己負担費用には様々な加算がされます。例えば、提供サービス内容や運営体制に応じたサービス費、夜間ケアや医療連携体制による加算、看取り介護加算、認知症専門ケア加算、サービス提供体制強化加算などがあげられます。入居を検討される際には、施設でどのようなサービスを行っているのか、どの程度費用がかかるかは細かな点まで必ず確認しておきましょう。

入居検討前に抑えておきたいポイント

施設毎で細かな費用（料金）確認が必要

前述の通り、施設によってサービス加算などが異なる場合があるため、サービス内容とかかる費用については注意が必要ですね。また、介護保険自己負担額の単価が地域によって変わってくることもあらかじめ理解しておきましょう。実際の負担額は、各施設パンフレットなどにも明記されていますので、細かな点までチェックし比較検討してみてください。

入居予定者本人の資産の把握

家族が認知症を患ってしまい、グループホームなどへの入居を検討し始めたときに問題になってくるのが入居予定者本人の資産の把握です。認知症になると記憶障害などによって、本人から資産状況を聞き出すことが困難になります。また、判断力の低下によって詐欺などの事件に巻き込まれ財産を失うなどといった事態も考えられます。
可能であれば日頃から介護に関してご家族で話し合い、例えばエンディングノートを利用するなどして資産関係の把握がスムーズになるようにしておきたいですね。

費用（料金）比較

グループホームは、全国各地にあります。各施設の立地や施設によって月額利用料金などは変わってきます。そこでいくつか月額利用料の事例をまとめてみましたので、比較検討されるうえで参考にしてみてください。

※注意
当ページにて記載している入居一時金、月額費用は、2020年3月31日時点での情報となります。施設によって変更される場合がありますので、検討される際は必ず施設のＨＰやパンフレット等で料金確認をお願いいたします。

施設別　費用（料金）例

○東京都23区内

○東京都23区外