「在宅介護」を始める前に準備しておきたいポイント5つを紹介!

記事アイキャッチ

ご両親の介護が必要になったとき、施設を利用するか「在宅介護」をするかで悩まれる方も多いと思います。また、「自分の両親だから、自分で面倒を見たい」とお考えの方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は、在宅介護を始める際に重要な【5つの準備】についてご紹介いたします。

在宅介護の開始前に抑えたいポイント!

ポイント1.介護の「協力者」をつくる

「在宅介護」をする上で特に大切なのは、協力者の有無です。

介護を1人の人間だけで行うことは、精神的にも身体的にもかなりの体力が必要となります。
家族で協力して時間や役割を分担するなど、事前に取り決めておきましょう。

また、在宅介護をサポートしてくれる専門家にも協力を依頼しましょう。
信頼できる「主治医・訪問看護師・ケアマネージャー・ホームヘルパー」がいることで、
介護する家族側の心にも余裕ができます。

介護の最中に、ご自分の精神的疲労がピークに達することで
「親に優しくできなくなってしまった」という方も、実は少なくありません。
このような状態は、「介護する側・される側」のどちらにとっても、非常に悲しいことです。

このような事態を事前に防ぐためにも、介護を複数人で協力しながら行うことが大切になります。

ポイント2.「介護保険」の利用申請をする

在宅介護の際には、さまざまなサービスを利用することとなります。
その際に「介護保険」を利用することで、ご自身の出費を抑えることが可能となります。

「介護保険」を利用するには、いくつかの事前準備が必要となります。
どのような流れになるのか、一緒に見ていきましょう。

まずは、申請をしてみよう

「介護保険」を利用する場合、まずは市区町村に要介護認定の申請を行います。

各自治体の「役所の介護保険の窓口」「地域包括支援センター」などに問い合わせてみましょう。

当日、持参するモノは?

●介護保険被保険者証
●健康保険被保険者証(特定疾病をお持ちの40〜60歳以上の方)
●診察券(主治医が分かるモノ) など

各担当者からも、何を持参すべきか案内もございますので、それに沿って準備を行いましょう。

結果はいつ出る?

認定結果が出るには、およそ1ヶ月ほどかかります。覚えておきましょう。

「介護保険」をいつから利用したいのかも含めて、早めの準備をしていきましょう!

ポイント3.「自宅環境」を確認する

「在宅介護」や両親の高齢化に合わせて、
自宅をバリアフリーにリフォームするという方も多くいらっしゃいます。

具体的には、「手すり・スロープをつける」「玄関の段差をなくす」などが
イメージされやすいかと思いますが、他にも注意すべき点がございます。一緒に見ていきましょう。

玄関や家の廊下などの幅の把握

車イス・介護ベッドを使った生活が必要になった場合、
玄関などの幅や部屋のスペースによっては、「利用できるモノ・できないモノ」が出てきます。

リフォームをしたり、ベッドなどを部屋に運び込むことになる前に、計測することをオススメいたします。

生活空間の位置を考える

「自宅介護」をする際の、ご両親が生活していく居室の位置を考えましょう。

ご両親の生活空間として理想的なのは、「トイレが近い」「階段を利用する必要がない」という場所です。
そして、他の家族の顔がよく見えて、沢山コミュニケーションが取れることも重要です。

特に、家族団らんの時間をしっかり確保することは、「認知症・老人性うつ」の予防にもつながります。

※「介護リフォーム」に関する書籍はコチラ(Amazon)

ポイント4.早い段階から「資金準備」をする

「在宅介護」の準備は、まだご両親が元気でいるときから、少しずつ始めると良いでしょう。
特に、今からでもできるのは「資金準備」についてです。

「在宅介護」も施設での介護も、どちらも多くの資金が必要となります。

「在宅介護」の場合で言えば、リフォーム・ベッド・介護用品の準備などが必要となります。
ケアマネージャーや訪問看護師を利用する場合でも、毎月定期的な支払いをする必要が出てきます。

高齢者になれば、いつ介護が必要になってもおかしくはありません。
その時に金銭的な余裕を持つことが、介護をこれから始める側にとっては「心の余裕」にも繋がります。

※「老後資金」に関する書籍はコチラ(Amazon)

ポイント5.普段から両親と老後について「話し合う」

「在宅介護」は、する側もされる側も「ストレス・肉体的疲労」が蓄積されていきます。
そのせいで親子でも関係が悪くなり、最終的に介護施設を利用するという方も少なくありません。

そのため、ご両親とは事前に「どんな老後を送りたいか」について話し合うことをオススメします。

そうすることで、事前に準備を始められるだけでなく
「在宅介護」が始まったあとも、親子共に心身の負担を減らすことができるようになります。

在宅介護のメリット・デメリットも抑えておきましょう!

在宅介護には、メリットもあれば当然デメリットもあります。大切なのことは、介護疲れで介護する方、される方共倒れになってしまわないようにすることです。
メリット、デメリットを整理してより良い選択をしたいものですね。

在宅介護のメリット・デメリット、よくある悩みなどを以下ページで紹介しています。こちらもぜひ参考にしてみてください。

>> 在宅介護のメリット・デメリットは?

在宅介護時でのお役立ち情報!

介護用語まとめ

在宅介護を始める際は準備も大切ですが、介護に関する基礎知識も抑えておきたいですよね。介護に関する基本的な用語をまとめてみました。
こちらもご参考ください。

>> 介護用語まとめはこちら

介護お役立ち動画

在宅介護が必要になったが『食事や着替えなどが上手くできない!』そんなお悩みを抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな方向けに、以下で介護お役立ち動画をご紹介しています。是非ご参考ください。

ご家族での在宅介護が難しい場合は?

老人ホームへの入居検討も!

もし、ご家族での介護が難しい場合は、老人ホームへの入居をご検討されてみてはいかがでしょうか。
「MY介護の広場 老人ホームを探す」の入居相談室では、ご希望条件に沿って、ご紹介しております。

【ご希望条件:例】
●ご希望エリア
●ご希望金額
●入居の条件
●入居の時期  など

完全無料で、入居までをサポート!

専任スタッフにて「介護保険に関するご質問やご相談、介護施設の探し方など」をサポートしております。お困りの際は、お気軽に『MY介護の広場 老人ホームを探す 入居相談窓口』までご連絡ください。

在宅介護でのご質問・ご相談はこちら

「MY介護の広場 老人ホームを探す」入居相談室
TEL :0120-175-155
メール:mykaigo@paseli.co.jp

在宅介護をするなら、介護職員初任者研修で知識とスキルを身につけるのがおすすめ

要介護者を介助していくには、介護職員初任者研修の修了で知識・スキルを身につけることをおすすめします。
家族の介護をするといっても、何が正しいのかはなかなか分からないもの。

介護職として実際に働く方も受講する介護職員初任者研修を受講することで、実際の介護の正しい知識を学ぶことができます。

現在おこなっている家族のケアや仕事と両立できるのか不安な方の参考になるよう、以下にて介護職員初任者研修を実際に受講したスタッフの声を紹介しています。

働きながらでも介護の資格(介護職員初任者研修)は取れる?実際に修了してわかったこと
(学びと資格の情報サイト「BrushUP学び」)

\このページをシェアする/

介護のコラムについて介護のコラムでは、MY介護の広場[老人ホームを探す]に掲載している施設情報からの情報と、介護のコラム編集部が集めた情報を元に記事を作成しています。

\お気軽にご相談ください(無料)/

老人ホーム入居相談室

老人ホーム 入居相談室では、ネットやお電話からの老人ホーム・介護施設への資料請求・見学の申込み、施設の選び方などのご相談無料でお応えいたします。

ご相談こちら お電話から相談平日・日曜
10~18時
0120-175-155お電話からも相談・利用無料/平日・日曜10~18時

人気エリアやこだわりたい条件に合わせた施設のご提案も可能です。

練馬区 世田谷区 杉並区 大田区 江戸川区 豊島区 認知症可 看護体制(24時間) 開設後3年以内 二人部屋あり 温泉付き

運営:株式会社プランドゥ

エリアから老人ホーム・介護施設を探す

種類から老人ホーム・介護施設探す

人気エリアから老人ホーム・介護施設を探す

\お気軽にご相談ください(無料)/

老人ホーム入居相談室

老人ホーム 入居相談室では、ネットやお電話からの老人ホーム・介護施設への資料請求・見学の申込み、施設の選び方などのご相談無料でお応えいたします。

ご相談こちら お電話から相談平日・日曜
10~18時

\お電話から相談/

0120-175-155相談・利用無料/平日・日曜10~18時

介護のコラム注目ワード

介護のおすすめ情報

今月の人気老人ホームランキング

close
最適な介護施設選びお手伝いします LINEで相談する最適な介護施設選びお手伝いします LINEで相談する
ページ上部へ

[MY介護の広場 老人ホームを探す]は2014年7月より株式会社プランドゥが運営・管理しています。
コンテンツ・掲載情報に関し、明治安田システム・テクノロジーは責任を負いません。