「有料老人ホーム」と「特別養護老人ホーム」の違いとは?
- 老人ホーム入居・転居と選び方
- 2019/02/28
「有料老人ホーム」「特別養護老人ホーム」の違いは分かりますか?
現在はインターネットなどで簡単に情報を見れますが、
しっかりと理解されている人は多くはないかもしれません。
どちらも高齢者や要介護者を対象とした施設となりますが、
サービス内容に大きな違いがあります。
今回は「有料老人ホーム」「特別養護老人ホーム」について、それぞれ説明いたします。
「特別養護老人ホーム」とは?
社会福祉法人や地方自治体が運営している、公的な施設です。
「介護老人福祉施設」とも呼ばれ、誰でもすぐに入居ができる訳ではありません。
入居対象者について
65歳以上で、要介護3以上の認定を受けている方が対象です。
利用料金について
民間施設に比べて費用が大幅に安く、入居金が不要となります。
月額利用料の相場は、個室の利用などもあるため「約7万円〜17万円」と少し幅広くなります。
ただし、課税金額などに応じた「補助金・助成制度」を受けることができ、比較的安く利用できます。
サービス内容について
「食事・入浴・排せつ」などの生活援助が中心であり、医療処置に関しては限定的です。
ただし、終身利用ができるため「寝たきりの方・介護度が高い方」は、終の棲家となるケースが多いです。
「特別養護老人ホーム」の大きな特徴としては、「重度の方・緊急性の高い方」から入所します。
そのため、比較的手のかからない方の入居には、時間を要してしまいます。(特養待ちとも呼ばれます)
「有料老人ホーム」とは?
主に、民間企業によって運営されている施設です。大きく3種類に分類されます。
【有料老人ホームの種類】
●住宅型 :訪問介護などの外部サービスを含む
●健康型 :自立した方のみが対象
●介護付き:ホーム内の職員が介護サービスを提供
入居対象者について
各ホームによって、入居条件が異なります。(年齢・介護度ともに)
「健康型」については、65歳以上で自立~要介護の方を対象とすることが多いです。
利用料金について
月額利用料の相場は、「約15万円〜20万円」で「特別養護老人ホーム」と比べると高くなります。
基本的に個室の利用となるため、それに伴い料金も高く設定されています。
サービス内容について
「食事・入浴・排せつ」などの介護はもちろんのこと、
「身体・生活・言語」に関するリハビリ、認知症ケアについても提供しています。
また、入居者が今まで培った知識・技術を披露できる場として、
趣味を楽しめる「イベント・サークル活動」なども楽しめるようになっています。
最後に
以上が、「特別養護老人ホーム」「有料老人ホーム」の説明となります。
入居条件はもちろん、費用・サービス内容などについても、双方で大きく異なります。
【特養=公的施設=良い】というイメージをお持ちの方もいらっしゃいますが、、、
「入居される方にとって、満足出来る生活が可能か」
「個室が良いのか、相部屋の方が良いのか」
「どういったリハビリをしていきたいのか」 など
さまざまな側面から、入居先を検討されると良いかも知れませんね。
ご家族にとっても、ご本人様にとっても、満足の出来る施設探しを進めていきましょう!
●時間がなくて、あまり探せていない
●予算が低く、施設が見つからない
●施設見学の日程調整が面倒・・・
●病院からの退院時期が迫っている
●何から手をつけるべきか分からない など
お困りの際には、お気軽にご相談ください!
「MY介護の広場 老人ホームを探す」入居相談室
TEL :0120-175-155
メール:mykaigo@paseli.co.jp
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