老人ホームで行われている「レクリエーション」内容は?
- 介護に関するお役立ち情報
- 2020/02/19
多くの老人ホームでは、高齢者が気軽に参加できるレクリエーション(通称:レク)を行なっています。老人ホームで行われるレクの内容は、指先を使ったりゲームすることで高齢者の脳を活性化させる目的のものがほとんどと言ってよいでしょう。また、日頃の運動不足解消やリハビリなどのために体を動かすレクもあります。ここでは、老人ホームで行われているレクリエーション(レク)の一部をご紹介します。
老人ホームのレクリエーション(レク)内容を紹介!
【製作】に関するレクリエーション!
【製作】レクは、飾りものを制作して施設に飾るといったレクリエーションです。絵を描くだけではなく、陶芸・手芸といった「達成感を得られる製作」も人気で、多くの老人ホームで実施されています。
他にも、季節イベントに応じて壁面飾りをつくることもあり、制作を通して季節を感じることもできます。
具体例:
●陶芸、手芸
●折り紙、書道
●果物などの模写
●季節用品作成(ハロウィン飾り、クリスマスリース、しめ縄飾り) など
【ゲーム】を交えたレクリエーション!
ゲームを交えたレクリエーションも行われていて、頭を使いながらゲームを進めることで、「認知症予防」にもつながると期待されています。また、入居者の方からも「楽しみながら参加できる」といった声もあるようで、人気も高いレクリエーションとなっています。
具体例:
●クイズ、脳トレ
●神経衰弱、めんこ、百人一首
●すごろく、麻雀 など
【運動】に関するレクリエーション!
老人ホームでは、簡単な運動を取り入れたゲーム感覚のレクリエーションも実施されているようです。内容としては、ケガが生じる可能性が低く「気軽に取り組めるモノ」が中心となっています。
とはいえ、運動レクはきちんとウォーミングアップをして、ケガに注意することが必要になります。
具体例:
●お手玉を使った「玉入れ」
●うちわ、風船を使った「バドミントン」
●ペットボトルを使った「ボーリング」
●「ミニ運動会」 など
【歌】に関するレクリエーション!
歌を歌ったり音楽を楽しんだりするレクリエーションも行われています。プロの演奏家をホームに呼んだりなど、工夫次第で多くの入居者がより楽しめるレクとなっているようです。
具体例:
●みんなで合唱
●歌に合わせて、簡単なダンス
●カラオケ大会
●アコーディオン、三味線などの演奏会 など
【調理】を行うレクリエーション!
老人ホームによっては、入居者による「調理」を行うレクリエーションを行っているケースもあるようです。施設内に畑がある場合は、「栽培・収穫」といったことも楽しめます。
より一層「調理」が楽しくなりますね。
具体例:
●和スイーツに挑戦(おはぎ、桜餅)
●お好み焼きに挑戦
●オシャレなクレープにも挑戦!
その他【特徴的な】レクリエーションもあり!
各老人ホームでは入居者がより楽しめるよう、さまざまなイベントが企画・実施されています。季節イベントはもちろん、職員と一緒に外出するイベントも多く見受けられます。
また、「若々しさを保つこと」「脳に刺激を与えること」を目的に、フェイスケア・メイクなどを行うこともあります。これらは、特に女性からの人気があります。
具体例:
●「お茶会、落語会」の開催
●「地元のお祭り、お花見、紅葉ツアー」の実施
●「動物園、水族館、小旅行」をする
●「フェイスケア、メイクケア」の実施 など
老人ホームでの生活には『レクリエーション』も大切!?
入居検討される際は『レクリエーション内容』を要チェック!
今回は、老人ホーム内の「レクリエーション」について具体例をいくつか紹介しました。老人ホームへの入居を検討される際、看護や介護、医療体制などを主軸として入居先を探されることでしょう。一方で、レクリエーションは内容によって認知症予防や健康維持などが期待できます。
老人ホームへの入居検討をされる際「どんなレクリエーションが行われているのか」「どんな毎日が送れるか」といった基準で、入居先を探されてみるのも良いかもしれませんね。老人ホームを見学される際は、そういった「レクリエーション」もチェックしてみてください。より入居後のイメージが付きやすくなるのではないでしょうか。
\このページをシェアする/