リハビリで【モチベーション】を上げるコツとは?
- 介護に関するお役立ち情報
- 2024/04/11
リハビリをするに当たって、最も大切なことは何でしょうか?それは、本人のやる気=モチベーションです。高齢者は治癒が遅く体力も落ちているため、リハビリまでに時間がかかることも多くあります。また、モチベーションを維持できない人も珍しくありません。ここでは、高齢者へのリハビリに向けたモチベーションを上げる方法をご紹介します。
リハビリを成功させるためには?
【モチベーション維持】が大切!
リハビリをする上で【モチベーションの維持】は最大の課題です。特に、自宅内でのリハビリでは、高齢者本人が強い意識を持ち、どれだけリハビリを持続できるかが、生活の自立度や生活に対する満足度に大きく影響します。
しかし、自宅で「理学療法士」がリハビリ指導をしてくれることは少ないですよね。自らの意志で、目標に向かってトレーニングをする力を身につけることが必要となります。
初めから「やる気がない」は違う!
老人ホームで専門家の指導を受けている人も、モチベーションが下がることがあります。初めはやる気があったにも関わらず、途中から積極的でなくなってしまう場合、何が原因なのでしょうか?
「レジリエンス」が弱くなることが原因
「レジリエンス」は、行き詰まったり失敗した時に立ち直る力を指します。
● 精神的回復力
● 困難に打ち勝つ力
● 挫折からの回復
● 復元する弾力性 など
※心理学上で、上記の意味を指します。
リハビリでモチベーションを維持するためには「レジリエンス」を高めるコツを知ることが、非常に大切になります。
「レジリエンス」を向上させるには
「柔軟性のある思考」を身に付ける
どんな状況でもネガティブな面だけを見ることなく、「ポジティブな面を探すこと」が大切!また、物事を注意深く観察することを意識し、「短所は、長所になることもある」という点に気づくスタンスも必要です。
目の前の失敗に囚われすぎてしまうと、挫けやすくなります。たとえ失敗しても「できた点・見えてきた課題」に注目するなど、柔軟に対応することが大切です。
● ポジティブ思考が大切!
● 短所は長所にもなる!
● できたことに注目しよう!
「ラベリング」をする
「レジリエンス」を向上させるには、「自分の感情に気づくこと」が大切です。誰でも、失敗や不運が身の回りに起きた時には気分が沈んでしまいます。
このとき「ラベリング」(感情の整理)をすることで、気分をより早く回復させられます。
モヤモヤとした感情があった場合
●これは「悲しみ」である
●これは「嫉妬」である
●これは「怒り」である など
※名前を付けて、感情を整理します。
そうすることにより、不定形だった問題が形として見えてくるため、次に向かうことができるようになります。
「気晴らし」をする
「ラベリング」の後には「気晴らし」をして、その感情の落ち込みから離れましょう。
1:運動系(体操、ウォーキング)
2:音楽系(好きな音楽を聴く)
3:呼吸系(ヨガ、瞑想)
4:筆記系(日記、手紙)
「不安な時・やる気がない時」に、上記を実施することで気持ちがより楽になります。自分の落ち込み方を整理した上で「気晴らし」をすることで、立ち直り方を冷静に考えることができるようになります
意欲を高めるには?
目標が同じ仲間と運動する
意欲を高いまま維持するためには、似た目標を持った仲間と一緒に運動すると効果的です。イギリスの研究機関が実施した調査によると、 「同じ目的を持つパートナーと共に運動に取り組むと、その運動を継続しやすい」という結果も得られています。
「できるだけ似た境遇の仲間と一緒」の方が打ち解けやすく、 お互いがかけがえのない支えとなるはずです。
家族の支えも重要!
自分の事を応援してくれる人(サポーター)がいることで、逆境にも耐えることができ、早く気分を回復しやすくなります。
最後に
今回は「リハビリ時のモチベーション維持」の方法について記載いたしました。ご家族内にリハビリで落ち込んでいる高齢者がいらっしゃる場合には、ぜひ参考にしてみてください!
※ご希望条件に沿って、ご紹介します。
【ご希望条件:例】
●ご希望エリア
●ご希望金額
●入居の条件
●入居の時期 など
※完全無料で、入居までをサポート!
(専任スタッフが最後まで担当します)
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