いつも安心をお届け 高齢者の見守りネットワーク(サービス)
- 介護に関するお役立ち情報
- 2016/11/18
高齢の家族と離れて暮らしている方にとって、高齢者の暮らしぶりは気になるところです。そうした高齢者を代わりに見守ってくれるネットワークサービスが最近注目されています。今回は、「見守りネットワークサービス」についてまとめました。
いつも安心をお届け 高齢者の見守りネットワーク(サービス)
高齢者と離れて暮らしている家族は高齢者の暮らしぶりが気になることでしょう。
急な事故や病気などで身動きが取れなくなり、助けも呼べない状態になったりと高齢者の独り住まいでの不安は尽きません。
「誰か代わりに見守ってもらえたら……」
高齢者の見守りネットワーク(サービス)はそんなサービスです。
地域や生活に携わる業者の人が高齢者を見守ってくれます。
高齢者の見守りを必要とする家族の方にとっては頼りになるものです。
どんなサービス?
高齢者見守りネットワーク(サービス)とは独り住まいの地域の高齢者の生活を見守り、異変や気が付いたことなどの情報を周囲で共有していくものです。
必要があれば介助をし、家族に連絡するシステムのことです。
主に行政で手掛けているものは「見守りネットワーク」という名称を用い、企業で提供しているものを「見守りサービス」と呼びます。
独り住まいの高齢者の増加や核家族化の広まりから一人で暮らす高齢者をどう見守るかという問題のもと、こうした需要が増えてきました。
各企業は元々の業態を生かして独自に見守る方法を確立し、サービスとして提供しています。
どんな見守り方があるのか紹介します。
自治体
東京都目黒区の例では「見守りめぐねっと」という愛称のもと見守りネットワークが構築されています。
こちらは障害者も範囲対象です。協力団体、協力事業者、協力機関などがネットワークを築き何かあれば地域の包括支援センターに連絡が行く仕組みです。
協力を担っている団体や事業者は数多く、地域全体で見守る目を持つ姿勢が伺えます。
企業のサービス
●人が出向いての安否確認
自宅に宅配物を届ける際、高齢者に直接受け渡しをして生活の様子や健康状態を確認するサービスです。
主に郵便局や配食サービスの配達員が請負い、離れた家族に報告もしてもらえます。
人と人が面と向き合うので高齢者との信頼関係も築いていけることが期待できます。
●IT技術の活用
高齢者の暮らす室内にセンサーを設置して、どんな状態でいるかの情報が家族のスマートファンに届き把握できるものです。
温度や明るさで人の動きがわかり、お風呂にいる時間の長さなども確認できます。
またカメラやマイクを設置し高齢者を映像で様子を確認するサービスもあります。
●ライフラインでチェック
東京ガスの「みまも〜る」はガスの使用状況から正常に生活がなされているかをチェックするものです。
使用状況はメールで離れて暮らす家族に送られて、安否の確認ができます。
今の生活で何が必要なのか
見守りサービスはいくつかの形態があります。
高齢者自身が抱えている問題等により選ぶサービスも違ってくることでしょう。
離れた家族ができないことを担ってくれるサービスを選ぶべきで、費用や見守るということへの高齢者の了承も必要になっています。
そしていざ緊急を要す事態になったときにどう対処するかも決めておくべき点です。
できることから、習慣にしていき便秘を解消しましょう。
行政の取り組みなどにより地域で高齢者を見守る姿勢ができつつあります。
離れて暮らす家族は高齢者の方が住む周辺住民の方ともコミュニケーションを取り、見守りを協力してもらうことも必要になってくるのではないでしょうか。
また見守りサービスの活用で家族内での見守りも続けていけることでしょう。
\このページをシェアする/