よく耳にする「インスリン対応」ってなに?
- 介護に関するお役立ち情報
- 2019/02/22
病院や介護施設の中でもよく飛び交う【インスリン】という単語。
糖尿病に関する話題なのは、なんとなくわかるけど・・・
「実際はどんな内容なの?」
「私たちにもいずれは関りがあるの?」 など
非常にお問い合わせが多いワードとなっております。
今回は、「MY介護の広場」スタッフが分かりやすく解説いたします!
【インスリン】はなぜ必要?
【インスリン】は、すい臓のベータ細胞で作られる「ホルモン」のことです。
糖分を含む食べ物は、消化酵素などでブドウ糖に分解され、小腸から血液中に吸収されます。
食事によって血液中のブドウ糖が増えると、すい臓から【インスリン】が分泌され、
その働きによって、ブドウ糖が筋肉などへ送り込まれ、エネルギーとして利用されます。
このように、【インスリン】には、血糖値を調整する働きがあります。
糖尿病について
糖尿病Ⅰ型
膵臓から【インスリン】がほとんど出なくなることで、血糖値が高くなります。
その為、注射を通して【インスリン】を補う治療が必須となります。
※比較的若い方に見られ、急激に症状が出ることが多いです。
糖尿病Ⅱ型
【インスリン】が出にくくなったり、効きにくくなることで血糖値が高くなります。
原因としては、遺伝的な影響に加えて、食べ過ぎ・運動不足・肥満などの「環境的影響」があるとされます。
血糖値を望ましい範囲にコントロールする為、食事や運動習慣の見直しが必要となります。
症状に合わせて、飲み薬や注射なども利用します。
※中高年(高齢者)の方に見られ、症状が出ないこともあり、気が付かないうちに進行します。
インスリン注射とは?
本来はすい臓から作られる【インスリン】ですが、不足状態になってしまった場合、
インスリン注射を通して、外部から【インスリン】を補うことで血糖値を下げます。
自分で実施する際には、ペン型の注入器を用いるのが主流となっております。
注射する主な部位は、「おなか・腕(上腕部)・おしり・太ももの外側」などが挙げられます。
主治医からも説明がございますので、そちらに従って実施します。
介護施設を選ぶ際の注意点
インスリン注射を自分で打てるかどうか
介護施設を選ぶ場合、自分で注射が出来るのかが重要となります。
認知症や身体状況により、ご自身で行うことが難しい場合については、
看護士が「24時間常駐」である施設がオススメ!
インスリン注射は医療行為に当たる為、介護職員が実施することはできません。
また、施設の入居条件に【インスリン】が含まれているのかの確認も必要となります。
※下記に、インスリンの受け入れ可能施設を列挙しておりますので、ご参照ください。
~看護士24時間常駐の施設例~
フェリスヴィラ東茨戸(介護付き有料ホーム/北海道札幌市)
施設には介護職員の他、看護師も24時間配置しており、
ご利用者様に安心して生活いただける環境を整えています。
また、作業療法士による個別機能訓練(リハビリ)の実施も行っています。
ツクイ・サンシャイン杉並(介護付き有料ホーム/東京都杉並区)
介護付老人ホームの人員配置基準は3:1ですが、ツクイ・サンシャイン杉並はお客様2名、スタッフ1名を配置。
介護スタッフが24時間常駐。夜間も安心です。
介護・看護・医療が連携。お客様の健康を24時間365日体制でサポートいたします。
サンライズ・ヴィラ北春日部(介護付き有料ホーム/埼玉県春日部市)
24時間 介護士と看護師が常駐。
夜間も安心できる体制を整え、充実した生活リハビリにより「身体機能の維持・改善」を目指します。
ロイヤルレジデンス御殿山弐号館(住宅型有料ホーム:大阪府枚方市)
京都や大阪からのアクセスも優れ、協力医療機関の24時間バックアップ体制が整っている
住宅型の有料老人ホームです。 ※体験入居:5,400円(税込)も承っております。
●時間がなくて、あまり探せていない
●予算が低く、施設が見つからない
●施設見学の日程調整が面倒・・・
●病院からの退院時期が迫っている
●何から手をつけて良いか、分からない など
お困りの際には、お気軽にご相談ください!
「MY介護の広場」入居相談室
TEL :0120-175-155
メール:mykaigo@paseli.co.jp
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