・介護の必要な高齢者が、入浴、排泄、食事などの日常の世話、健康管理、機能訓練、療養上のケアを受けながら居住する、社会福祉法人などが経営する公的な施設です。
・基本的に介護が中心であり、医療的ケアには対応していない場合が多いですが、中には医療的ケア体制を強化している施設もあります。
・2人〜4人で居室を共有する多床室とよばれるタイプ、個室とリビング(共同生活室)で構成されるユニットケアとよばれるタイプなどがあります。
・所得により負担額が減額される制度もあることから人気が高く、待機者は全国で50万人に及ぶと言われています。特に首都圏では、1つのベッドが空くのを何百人もの高齢者が待っているのが実情です。
・原則、要介護3以上の介護認定を受けている人。
※市区町村等により要介護1または要介護2の方の特例的な施設への入所が認められる場合があります。詳しくはお住まいの市区町村等にお問い合わせください。
・通常、介護サービス費用の1割、居住費と食費の全額が入居に必要な費用になります。ただし、所得に応じて4段階で居住費・食費の標準負担額が定められており、低所得の人は、低い自己負担額で施設を利用することができます。
・費用の目安:月額費用:8万円〜(食費込み)
※2015年8月から一定以上の所得のある第1号被保険者(65歳以上)の方は2割負担となります。
以下の情報は、都道府県などから公表された情報を元に作成しております。
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